星降る山の麓から



いつかの
仰天の隣人の奥さんと
うちの庭先で立ち話。

また、親切で草刈りをして頂いたので
そのお礼やら
なんやらかやら
女同士は話題に事欠かない。

とくに奥さんは話好きの方で
途切れることなく会話が続き
気を遣わずに楽しませてもらえ 有り難い。

お喋りの最後で思い出した。
共通の友達のこと。
友達は今、
ご主人が辛い手術をされたところで
大変だったことを告げる。

「そうなん~
それはえらい目したね~
と 奥さん。

「そやけどな、大丈夫大丈夫、
きっと良くなるよ。
まだ若いんやもん、大丈夫!」

そう力強く明るく言って
こう続けた。

「こないだな、本で読んだけど
もうな、この年なったら 誰かて何かあって当然やんか?
そら あちこち傷むて。
えらいことも次から次へ来る時あるしな、
長いこと生きてたら そんなん当たり前。
けどな、そんなときでも 別の方向見たら
ちゃあ~んと助けてもろてるねん。
何かに 誰かに ちゃんと救われてるで。
そやからな^^
○○さん(友達)も明るく信じて
大丈夫!て思うことやわ。
そない思たら 絶対そないなるんやから。

私も腰の手術したけど
周りからは そんな手術したら
寝たきりなるとか色々言われてんで。
けどな、大丈夫!私はこれで治る!て思てん。
ほならもう この通り元気やろ^^
有り難いわぁ。
もうな、クヨクヨしても良くなれへん。
来るもんはしゃあない、誰かておんなじ^^
そない思てな、楽しむことやわ。
ほんなら元気なるよ^^」


さすが、仰天の隣人。
なんだか一気に
この奥さんが大好きになった。

善い人生を送りたいと
誰しも不幸を避けたいけれど
そしてそれは 私も全く同じだけれど
でも、どんなに避けようとしても
避けられぬことが多くて
来るものは来るのだよね。

でも、見方を変えれば
その出来事を乗り越えるために
沢山の努力をして 知恵をしぼり
家族や友達の言葉に支えられて
どれほどの愛を感じることが出来たか
どれほどの勉強をしてきたか知れない。
それは そこから未来に生きて行くための
大切な糧となり 自分の細胞に変わってゆく。


最後に奥さんは こう加えた。

「気ぃついたらな^^
いつもようさんの人に助けてもろて
私って福があると思う。
それって …私の生き方が
間違ってなかってんなぁ~ と思うねん」


ふと 立ち止まって始まった
庭先でのお喋りに
こんな奥さんと知り合えたことに感謝しつつ…

幸せは まだやって来るのだなぁ と
しみじみとしたのだった。


友達のご主人は
きっと良くなる。
そう信じて願っている。
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2013.05.01 / Top↑
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