星降る山の麓から

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さあ
今年はいよいよ、街の我が家と
最後のお正月でした。

そう思うと
あんなに早く、山さとへ移る日を夢見ていたのに
なんだかちょっと、さみしい~~・・くなって
壁やら柱やら
気がついたら、ふと撫でていたりして

30年も、過ごして来た家だもんね。
いざとなると、それはもう感慨深いものがあり
よかったことも、そうでなかったことも
どれもが懐かしく
胸の奥底にじんわり広がって
染みていくようで

朝目覚めて、枕を眺めたら
この部屋で
病に伏せったことも愛おしい。


子供たちの背丈を測った柱は・・・
リフォームの時に、ここだけペンキを塗り替えず
そのままおいてもらったけれど
・・もうそれも、置いていくしかないんだね。

私たちが出て行ったあと
この柱は、誰かに塗り替えられるのも知らず
今ここにこうして黙って在って

せめて、自分たちで
綺麗に拭って行ってやろうかと思ったら
胸がいっぱいになった。


ありがとう。

こんなに長く、この家に居たのに

その一言しかなくてごめんね。


その子供たちも、すっかり大人になって
・・・いろいろ 
心配なことも、まだあるけれど

それでも健康で、
心豊かに、優しい人に育ってくれ
そうだ、これ以上望んだらバチがあたるね。

ただただ、命だけを愛するように
この柱の傷は、微笑みながら私に教える。


あと数か月

この家との暮らしを
これまでどおりに過ごしながら

この家の、次の人生がまた幸せであるように
感謝をこめて大切に送りましょう。


緑の風の流れる山さとに
ともすれば、心躍るばかりで
もしも越してしまっていたら

・・・・

そう思うと

きっとこの家が
私たちとの別れを惜しんでくれている・・・
その何かが・・
私に伝わるのかもしれない・・


ありがとう。

あなたも元気でいてね。

そしてどうか、あたたかな家族が
また住んでくれますように。

あなたをどうぞ、いくつもの笑い声と
笑顔で満たしてくれますように。



ありがとう。


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2014.01.07 / Top↑
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