星降る山の麓から

この
山さとの家を

私たち夫婦の
終の棲み処と決め
初めて、
近隣の方たちに
挨拶をした日、

隣りにお住まいのご夫婦が
私たちと同じ年頃の方で
それもまた
昔 馴染んだ土地の
ご出身のご夫婦だったので

なんだか
昔からの知り合いのような
そんな気がして

あちらからも
同じような感覚で
奥さんとは
すっかり打ち解けて
仲良くさせてもらっていて。

また
何かと世話を焼いて下さり

親切にして頂くだけでなく
親しみを持って
接して下さるので

こちらからも
もう そんなに気遣うことなく

こんな方が お隣りで
本当によかった、
有り難いと思う。

ご近所の運ばかりは
こちらから選べず
そんなトラブルも
少なからず聞く。



そんなこんなの ある日
ふとした事から…

…と言うのは
お隣りは
宅配便の取り継ぎ店をされていて
時々 利用させて頂いている。

その日も 荷物を一つ
旧い友達に 石鹸を送ろうと
お隣りにお願いしたら… …

ふと
送り状を見た奥さんが

「ちょっとぉ~
私、前ここに住んでてんで~!」

と のたまう。

えええ~?

私の驚きの返事を待たずに

「シラ○○さん、知ってるでえ~

連打!

えええええ~~~



もー のけ反り返って
も吹っ飛びそうに!

聞けば
その旧友と
同じ棟の 同じ並びの3階に
(友達は1階
17年も住んでおられたとか、

私たちは
中学生の頃からの友達で
親友で

互いに結婚してからも
家族ぐるみで仲良くしていて
行ったり来たり当たり前で

家族皆、泊まりがけで
よく遊びに行っていた。



お隣りの奥さんも
彼女と親しくしていたらしく
旦那さんが、彼女の子供たちと
キャッチボールなどしていたと言い…



だからきっと
どこかですれ違ったり
目と目が合っていたり
軽い会釈を交わしていたり…

もしかしたら
うちの息子たちだって
旦那さんに
ボール遊びくらい
してもらってたか知れず



ひえ~~~っっっ



あまりの偶然
あまりの出来事に
この家の持つ『 福 』 だろうか…
そうとしか思えない縁に

ちょっと背中が
ゾクゾク
したのだった。




世間は狭いと言うけれど
そ、そ、そんなぁ~



ガメどんや
お兄ちゃん
(次男は まだ知らない)
おばあちゃんや
弟たちまで

のけ反ったのは 言うまでもない。



なんという家!



2012.08.29 / Top↑


三日前の夜

食事も終わって
くつろいでいると
外から 今まで聞いたことのない
猫の激しい喧嘩の声!

ちょうど カブが外へ出ていたので
咄嗟に あかん! と感じる。

すぐに ガメどんが飛び出し

猫の喧嘩に 親(?)が介入する。

白地に黒と茶の斑点模様 …
三毛猫?らしい。

でっかい奴だという。

ふてぶてしくも
そいつは ガメどんが追い払おうにも
なかなか逃げない。

庭の紫陽花の陰に身を潜めて
こちらを窺っている。

懐中電灯をテラテラ当てて

ガメどんが恐がらせようとするが

肝心のドラ猫は
どこ吹く風。

ガメどんなど
眼中にない感じ。

それより カブの方が
懐中電灯のガメどんを嫌がって
帰って来れないのでは?


なにしろ夜中のことで
夜目の利かない人間には不利。

ドラがどこへ身を隠したのか
わからぬうちに
とにかく カブを探す。

だけど やっぱり
相当コワイ思いをした
うちの箱入り息子。

呼べども出て来ず
仕方がないので
先に家に入って待つ。


しばらくして
いつものように
裏のテラスから戻って来た。

やれやれ~
心配したよぉ~
怪我ないか?
痛いとこないか?

皆で寄って
撫でたり点検したり



一応 怪我もないようだし
よかったよかった~

そう言って 一件落着^^;




… と 思っていたら …
私のベッドで横たわるカブ、
動かそうとすると
どこか痛むのか
ニャ ニャ
小さく鳴く。


解らないので
その晩は そっと様子を見ることにした。


こんなとき
動物の生命力というか

神様に近い存在の
自然に備わった
生きてゆく術を見る。

カブは
とにかくじっと動かず
水も飲まず
もちろん餌も食べずに
ひたすら眠る。

次の日も
ただただ眠る。

見たところ
出血もなく、毛も抜けておらず
身体の表面に傷はないようだし

ちゃんと家にも帰って来たのだから
深手は負っていないと思う。

少し左後ろ脚を引きずるので
慌てて逃げて くじいたのかもしれない。

たぶん病院へ連れて行くと
あちこちレントゲンを撮られて
湿布など巻かれ
エリザベスカラーなんかも付けて
…あの エリマキトカゲみたいなヤツ…
帰ってくるかもしれない。

でもここは
動物の力に任せてみよう。
今は あまりにも
動物を人間扱いし過ぎるように思うし
もしかしたら そのことで余計
動物の
本来の治癒力を削いでいるかもしれないと
前々から感じていたので
カブに任せてみる。


丸一日眠ったその次の日…

カブはそろそろと 寝床から起き出し
先ずはトイレに行く。

歩き方も もう ビッコは引いていない。
少ーし ぎこちないかな? 程度。

餌もちょっと食べる。

ああ もう大丈夫。



初めての
やるかやられるかの
本気の喧嘩を吹っかけられ
きっと 怖い思いもしたんだろう
気持ちのショックが大きかったのか
割と軽い怪我も堪えて
寝込むはめになったのだろうな。。。


それからは日毎 回復して
今は普通に歩いて 外へも出る。

ただちょっと…
気持ちの回復が…
若干… 芳しくないのか

私の衣装ケース代わりにしている
段ボール箱の中で
真ん丸くなり
よく眠っている。


動物って
気持ちの回復にも
眠って治すのかもね。

普段よりまだ少し
食も細い。

食べたり飲んだりしたものを
消化するための力を
心の痛手の回復にもまわすんだなぁ。
カブ、すごいなぁ。
偉いなぁ。



この話
もうすぐ入院するおばあちゃんにも
聞かせてやるよ。
ね。
2012.08.23 / Top↑

 
また すごい雨続きでしたね。
 
皆さんのお住まいの辺りは
大丈夫でしたか?
 
山さとは また
山特有のお天気が重なるので
 
降るとなったら
半端じゃなく
山々は 雨雲の帽子の中に
すっぽり入り
 
遠目で見たら
我が家もきっと 
 みたいなことに
 
なっていると思います…
 
 
雨の中
山さとの家には
長男が帰省(というのかな?)してきて
 
やっぱりちょっと
活気づきます。
若い人のエネルギーって
そこに居るだけで
熱があるのね~
 
 
 
私といえば
ちょこちょこ 石鹸作り。
 
ガメどんが
向かいの空き地…
(所有者はおられますが)
から イガ栗坊主がついた
栗の木の枝を手折り
 
持ち帰ってくれ
それを窓辺に飾って楽しんでいたのですが
だんだん 葉の色も
イガ栗坊主も 黒くなってきたので
 
このまま捨てるのは可哀相で
はたと思いつき
調べてみました。
 
すると 栗の葉には 
肌を再生する働きがあることがわかり
 
皮膚病に効果的だと。
 
必要なものは
必ずそばにあるんだなぁ~^^
 
すぐに栗の葉のエキスを取り
 
作りました。
 
早速 アトピーのお客さんに差し上げて
 
試して頂いています。
 
山さとの石鹸
 
山さとの水とお日さま
美味しい空気
 
風と 小鳥や虫たちの囀り
 
夜には 月の明かりも浴びて…
 
山さと生まれの
山さと育ちです。
 
 
 
 
2012.08.16 / Top↑

 
デッキの手摺りに
 
毎朝毎晩 小さな雨蛙たち。
 
どうしてやって来るのかと
 
不思議に思っていたのだけど
 
 
そのわけが
 
やっとわかった。
 
 
湯浴みに来ているのだ。
 
…湯浴み?  
 
と言うより
 
行水  なんだろうけど
 
 
その のどか~な表情といい
 
お尻だけ ちゃぽん と浸けている様は
 
ふと 鬼太郎の目玉おやじを思い浮かべる。
 
 
手摺りを留めるビスの
 
ほんの小さな凹みに溜まった
 
夜露や雨水を
 
お風呂代わりにしているなんて
 
まー なんちゅう可愛いの~?
 
 
ひょっと見たら
 
三つも お尻浸けてる子らがいたよ。
 
 
 
満員御礼やなぁ~ 
 
 
 
 
2012.08.06 / Top↑
知らぬ間に日焼け。

知らぬ間に虫刺され。

気がつけば毎日すっぴん。

日焼け防止に
ファンデーションは必須だけど

この暑さ。

塗ってられへーん

誰に会うわけじゃなし…?


いやいや、秋には同窓会があると言うに。

一ヶ月やそこらで

戻るんやろか?

もうすっかり

山さとばあさんやで
2012.08.02 / Top↑
山さとへ来て
今日で2度目の
ガメどん出張。

東京へ 日帰りだけど
大阪からここまでが
無理。

今夜も街の我が家に
お泊りだ。


こんな
夜には真っ暗になる山さとで
一人で留守番などと聞いたら
これ幸いに 母が飛んでくるだろう。

お母さん
貴方の娘はたくましい。
でもこれは 貴方ゆずりですから
心配は無用です

考えたら
街の夜のほうが
充分危険。

こちらへ来てから
夜中も 窓は開けっ放し、
裏も表も 鍵さえかけ忘れて
寝てしまう。

怪しい物陰は
狸?

こないだは、ガメどんが
近所で大きな鹿を見つけた。

山さとの客人は
茄子や胡瓜を食しに来るのか

隣の畑にも
高い位置にロープが張られた。

西瓜ドロボウでも出るのかな?
… と最初は思ったけど


台風が接近中らしい。

山さとにはテレビがなくて…

そう言えば 世の中はオリンピックだったね!

うぅっ それはちと惜しいっ!
2012.08.01 / Top↑