星降る山の麓から

金曜の夜に
まるで嵐のような横殴りの雨と風、
雷まで空に轟き
予報では あちらこちらに竜巻注意報も。

この 街の我が家も例外ではなく
注意報の圏内に入っていた。


ちょうど とーさんがまだ
職場にいる時間で
あまりの外の異様さに
少し恐怖を感じる。
猫たちも落ち着かない様子だったけど
時間にしたら そんなに長く続いたわけではなくて
一時間前後だったと思う。
我が家は無事です。


もしこれが
山さとの家なら
雨風がもろに屋根や壁を叩き
雷は空を割る勢いだったろうと想うと

くわばらくわばらっ (>_<)

猫たちと私一人の留守番は
考えただけでコワイ


…でも
そのうち私も 山のオババとなり
嵐がこようが 空が割れようが?
「あれあれ…^^;
今日はほんに 賑やかなこと^^」
なんて言って
平気でお豆のスジなんか取ってそう。

あ~早く そんな山のオババになりたいもんだな^^


オジジはどうしているだろうか?

きっと落ち着かないで
畑を見に行ってくるだの
裏の水路が気になるだの
オババの言うことも聞かず
うろちょろして…

そんなおじいさんが
行方不明になったり
大怪我をしたり…

こんな嵐の日には、必ず一人二人 いるのよね。

あかんよ とーさん
じっとしときや。



… … なぁんて^^;
こんな空想して楽しめるのも

雨上がり
涼しくなったおかげだね。

とは言え、きっと束の間の涼しさだろうけど
朝夕 秋の虫たちが鳴き
ひとごこちつけました。

涼しい秋の一日と
いつもどおりの無事の日を

ありがとう。
2013.08.26 / Top↑


山さとの暮らしが叶ったら

自分でもお世話ができるように
鉢植えのハーブや野菜を育て

季節季節の実りを
干したり
塩漬を作ったり
ジャムやジュースを楽しんで


午後は涼しい木陰で
冷たいお茶を飲みながら
今まで集めてきた端ぎれでパッチワーク。

一針一針楽しみながら
今度こそ 大物を作ろう。

先ずは可愛いベッドカバーかな?^^


少し目が疲れたら
石鹸のためのハーブを摘んで
コトコト煮出す。
可愛い石鹸が 軒下に並ぶ。
たまごのような石鹸
赤ちゃんみたいに愛でながら

もう夕飯の支度だね。


洗濯物を取り込んで
台所の窓を開ける。

山からの風が
麓の屋根や田んぼを渡って
今日も変わらぬ一日だったねと
私に話しかけてくる。

でも風は 昨日とは違う風。
それがわかる幸せ。

暮れてゆく山を眺めて
台所からは煮物の香りや
ご飯が炊ける匂い。




ラジオを聴きながら
後片付け。

弟のお茶碗や
お気に入りのグラスを洗い

珈琲がいいかな?
それとも一杯いく?



ラジオを止めて
星を見上げる。
明日も晴れたらいいなぁ。
でも雷さまのボーリングも
ちょっと聞きたいよね^^;



庭の柚子がだいぶ大きくなってきたね。
明日はスケッチしておこう^^






そうして歳をとり
時間はゆっくりと流れて
いつかこの家や庭と別れの時がくるまで

どうぞ 私の手が動きますように。
髪を洗ったり
服を着替えたり
ご飯も自分で食べられますよう

そうして 出来るものなら
とーさんのお世話が出来て
二人のご飯くらいは
作れますように。

ちょっとぐらい
記憶があやふやになっても
子供たちの幸せを願えますように。




… 贅沢だったら ごめんなさい。^^;
2013.08.21 / Top↑

 
そうそう
 
忘れていました。
我が家の 初Blueberry jam
 
 
去年は丸坊主だったのに
 
今年、たわわに実をつけたBlueberry
 
 
 
 
生で食べるには
ちょっと味が薄かったし…
すぐに傷んでしまうので
 
少しでも長く楽しもうと
jamにしました。
 
 
濃い赤紫色の
なんとも綺麗なjamが出来上がりました。
 
お味も最高でした^^
 
とーさんが毎朝食べて
 
もうありません。
 
(>_<)
 
山さとの お隣りさんにも
ほんのちょっと ^^;
おすそ分け出来ました♪
 
 
あとは鳥さん
アナグマちゃん
野うさぎさん
 
食べてね ^^
 
 
 
2013.08.19 / Top↑
♪ 花がぁ~ 女か~ 
  男が蝶ぉかぁ~ A^_^;)
 
 
いやその 
まったく関係ない歌で始まりましたが 
(それにしても ふるっっ!)
 
…昨日 
たまたまテレビを見ていたら…
蛾のような 渋い色合いの蝶が…
ちょうど先日 山さとで見た
あの蛾とよく似た形で
扇形の羽を広げて
やっぱりじっ…と静止していました。
 
テレビの蝶は、墨流し とか言う
 (間違ってたらごめんなさい 
名前の蝶で
 
山さとの蛾の アフリカのお面のような
そんな素朴な模様ではなかったけれど
 
ちょいと着流し風の
小意気な姐さんみたいに…
 
でも、形はそっくりで
で、思い出しました。
 
羽を広げたまま眠っていたので
てっきり蛾だと、疑わず
「蛾」にしてしまいましたが…
 
蝶と蛾の見分け方の一つに
羽の形がありました。
 
蛾は
開いた時、二つの羽が
ちょうど三角形になるのです。
 
なので、私に 「蛾」と言われた
あのお面の方は、蝶だったのです。
あんな綺麗に 半円を描くように広げた羽の持ち主は、その羽を閉じずに眠っても 蝶なのでした。
 
 
 
蛾と蝶と。
同じ虫偏なのに
どうしてこんなに 別々の人生を歩む(飛ぶ?)のでしょう。
片一方は 綺麗な色味の衣装がいっぱい、
お日さまの下で 風と戯れ
花から花へ
とまれや遊べ
遊べやとまれ と歌われて
 
方や 蛾 というだけで毛嫌いされ
夜の電柱に 明かりを求めてパタパタ飛んで
粉を撒き散らして嫌がられ…
 
明かりの下で待っている カエルやクモのご飯となって…
 
 
 
 
蛾だとばかり思っていた子が
蝶だとわかって
ちょっと がっかりな 街の私です。
 
 
 
 
2013.08.15 / Top↑


街に戻ってから
連日 干上がりそうな猛暑が続いてる。

朝晩は 湿度が高くて気温が下がらず
昼間は容赦ない日照り。
窓のサッシを開けると 火傷しそうな照り返し。


こちらはまだまだアブラゼミが鳴き
どこにも秋の気配がなくて当然だけど

山さとでは 朝夕 蜩が鳴いて
先週末には ツクツクボウシも鳴きだした。

道の端には 青いイガ栗が落ちて
田んぼの上には 無数の蜻蛉が飛び交い
よく見ると、稲の穂も だいぶ大きくなっている。

あんなに暑かったけど
秋の始まりがそこかしこにあって
もう少しの辛抱なんだな …と思わせてくれる。

夏の帰り仕度…
街はいつ頃 始まるのだろうな?




神戸の 小さな旅の季刊誌
秋号の〆切り日が近づいてる。 A^_^;)

猛暑の街で
山さとの 秋を思い出しながら
早く仕上げなくちゃ (T▽T)
2013.08.13 / Top↑


カムチャッカの若者が
きりんの夢を見ているとき

メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝返りをうつとき

ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする

この地球では いつもどこかで
朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ

経度から経度へと

そうしていわば 交替で 地球を守る

眠る前のひととき 耳をすますと

どこか遠くで 目覚まし時計のベルが鳴ってる

それはあなたの送った朝を

誰かがしっかりと 受けとめた証拠なのだ


谷川俊太郎








山さとの玄関先に
じっととまったまま

眠っているのか 羽をひろげた蛾が一匹。
綺麗な模様の羽は 誰の物真似なのかな。

鳥や獣のお面を背中に広げ、こうして身を守っているんだね。

神様は なんて小さなところにまで 心遣いをくれたんだろうね。


山の朝の空気に包まれ、蛾と私と。
その場でしばらく見とれていました。


2013.08.12 / Top↑